オリンピック選手など、アスリートの方々を見ていると、人間の体は訓練しだいで、どこまでも変われると実感します。
体に障害がある人、なにかの病気で障害が起こってしまった人を、理学療法で体の機能を回復させようとする人が、理学療法士です。
脳梗塞などで、突然体の半分が麻痺してしまったとき、訓練も何もせずにそのままにしておけば、その人の体の機能は、障害が残ったまま一生を送らなければなりません。
理学療法士の人の懸命な努力と、患者さんの絶対機能を回復させるぞという気持ちが一つになって、障害が出た体を障害が起こる前までに近づけることができます。
ただ、自分がやってもらっている理学療法のうちの運動療法が、どんな効果があるかはっきりわからない患者さんにとっては、訓練がとても苦痛になります。
私の父親が脳梗塞で半身不随になったときがそうでした。
「こんなことをやって何になるうだ」が運動療法をやってもらっているときの口癖でした。
私たち家族がどんなに言ってもだめでしたが、担当の理学療法士の方が「これをやらないとお風呂にも自分で行けなくなっちゃうんだよ」と優しく諭しながらやっていてくれたのを、ありがたく思い出します。

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